美容室の集客
2021年3月、コロナウイルスの感染者数は比較的落ち着いてきたものの、その影響は未だに各店舗に大きな影響を及ぼしています。今後エステサロンを開業したい・既に展開している方なら、今後の集客も見越して何らかの対策を講じていかなければならないでしょう。
そのための手段として、美容系のポータルサイトに自身の店舗を掲載することも一つの大きな集客手段として、考えられます。日本国内では、「HOT PEPPER Beauty」や「エキテン」、「楽天ビューティー」などは大手のポータルサイトとして圧倒的存在感を出しています。
今回は、美容室での集客として、おすすめのポータルサイトを解説していきます。また、こちらの記事では無料で出来る集客方法について解説いたしますので、是非チェックしてみてください!
美容室おすすめのポータルサイト
HOT PEPPER Beauty(ホットペッパービューティー)
美容室だけではなく美容(エステやネイルサロン)関係の店舗経営において、HOT PEPPER Beauty(ホットペッパービューティー)を度外視して考えることはできないでしょう。
HOT PEPPER Beauty(ホットペッパービューティー)では、登録している会員数は2000万人を超え、国内最大級のサロン探しのポータルサイトとして、男女ともに20代~40代のユーザーに多く利用されています。
美容室のポータルサイトの中でも、多岐に渡るジャンルで圧倒的シェアを誇っており、今日では、学生や年配の方でさえスマートフォンを活用し、ここでネット予約も今では当たり前。この誰でも知ってる・みんな使っている という点は非常に強いでしょう。
ホットペッパービューティーではネット予約サービスに重点を置き、昨今のスマートフォンの急速な普及の影響で、24時間いつでもどこでも美容室やエステサロンなどのサロン予約が出来る利点もあります。
また、高精度な店舗検索機能により、細かな詳細も含めて割り出すことが出来るので、地域検索の上位に店舗が上がってくることで、来店数も大きく変わってくるでしょう。
掲載費用に関しては月々2万から50万かかるプランと幅広いですが、多くの場合そこからの予約・来店をメイン窓口として活用するので、費用対効果としては上手くいっていれば気にならなくはなるでしょう。
また、豊富なクーポン展開により、新規ユーザーは来店までのアクションを起こしやすいので、顧客獲得の大きく貢献するでしょう。
登録店舗数 | 約10万件 |
年間予約数 | 約1億9000万件 |
掲載費用 | 2万円~50万円 |
強み | 圧倒的な市場規模 認知度の最も高い美容ポータルサイト 様々なクーポン展開や広告展開が可能 |
OZ’mall(オズモール)
OZ’mall(オズモール)は、東京・埼玉・神奈川・千葉などのお出かけ情報を紹介している、首都圏に特化したポータルサイトとなっています。観光地やレジャー施設、ホテルなどの宿泊施設などの旅情報からイベント情報、美容・エステ情報など、かなり幅広いジャンルがこのサイト内で網羅されています。
会員数は350万人を超え、購買意欲や行動を起こしやすい女性をメインターゲットユーザーとしているポータルサイトです。
美容部門のカテゴリでは美容室やネイルサロン、まつ毛エクステ、エステサロンなどの店舗情報が掲載されており、サイト内でサロンを検索して予約できるようになっています。
美容室の予約サービスのほかにも、コミュニティサイトとしての属性もあり。会員がコメントを投稿できるようになっているため、利用者のリアルな反応からサロンの業務改善につなげられます。
また、オプションでInstagramやFacebookなどの外部SNSメディアに特集記事を誘導するプランもあり、掲載した素材を再度活用して、女性向けのニュースメディアアプリやLINEアカウントへの配信もできます。
新規開店のサロンであれば、オープンイベント情報を掲載しながらキャンペーン情報を発信することできます。集客効果をスタートダッシュの段階で高めることができるのできます。
オズモールは利用者が口コミ機能が充実しており、口コミを読んだほかのユーザーが信頼してくれやすいという効果も得られるでしょう。
また、サロン検索ページには近隣エリアのほか「スタイリストから探す」という項目があります。個人をどんどん売り出していきたい店舗にとって、在籍するスタイリストのファンが増えれば、店舗へのリピーターにつなげる機会に大きく貢献できるでしょう。
また、口コミや予約数によってランキング形式でトップページに店舗が紹介されるようになっています。ランクインすることでさらなる顧客の獲得や安定的な集客につながる可能性があります。
登録店舗数 | 約2000件 |
登録会員数 | 約350万件 |
掲載費用 | 要問合せ |
強み | SNSを活用した集客体制、運用代行プランあり 比較的アクティブ率の高いユーザーが多い 信頼度の高い口コミ機能 |
minimo(ミニモ)
minimo(ミニモ)とは、元々ソーシャルアプリとして親しまれていたミクシィがリリースした、美容室検索ではなく、カットモデルを探しているスタイリストやカットモデルになりたいユーザーをマッチングさせるアプリでした。
美容室・エステ・ネイル・アイビューティーサロンなどの店舗を探す一般的なの美容系ポータルサイトと違い、スタイリスト・ネイリストなど施術者を探せる個人 対 個人のマッチングサービスとして進化しました。
「お店を探す」ではなく、「サロンスタッフを探す」サービス。
このアプリは個人をどんどん売り出していきたい店舗にとって、在籍するスタイリストのファンが増えれば、店舗へのリピーターにつなげる機会に大きく貢献できるでしょう。予約をするユーザーは、お得にサロンが利用できるアプリとして認知することが出来ることも強みの一つになりそうでしょうね。
・初期費用・月額掲載費(固定費)なしの成果課金型
・契約期間などの縛りも一切なし
コロナ禍の現在、売上が低迷しているサロン店舗の多くで固定経費の見直しが進んでいますが、そのような中で、掲載料金が0円なので、固定経費を削減できて、施術者単位で集客できる媒体として改めて評価されているのがミニモの強みになります。
登録スタイリスト数 | 約5万人以上 |
アプリダウンロード数 | 約300万件 |
掲載費用 | 完全成果課金型 1件当たり(0~660円) |
強み | スタッフのファンを増やすことが出来る 低コストで集客することが可能に |
ポータルサイトを使わない集客方法
確かにホットペッパービューティーなど、予約システムやクーポン利用に特化したポータルサイトを利用することで、新規顧客獲得に向けた情報発信することが可能です。
ですが、実際は美容室のポータルサイトを利用せずともかけずとも集客にしっかりアプローチすることが可能です。
紹介した美容系ポータルサイトでの集客は、効果を出すことが出来れば例え費用をかけていたとしても、それを回収しても余るほどの収益を生み出すことが出来るでしょう。
ですが、このコロナウイルスの影響下で、エステサロンや美容院、ネイルサロン など多くの場合、経営を繋ぎ止めるだけでも難しいのが現状です。固定費を以下に削減するかが、経営を保つための最善手といえるでえしょう。
そのため、今日の飲食店の集客の方法として、グルメサイトを使わずSNSの活用へと大きくシフトして来ています。
コストをかけて効果をあまり得られないならと、今まで以上に積極的にグルメサイトを利用するユーザーも激減して、その減少分が新たにSNS媒体へシフトしているユーザーも多いです。
具体的には、店舗の情報発信や予約システムは簡易的な無料掲載飲みにして、店舗に関する集客やプロモーションはInstagramやFacebookで拡散する、といった形です。
SNSサービスを閲覧しているユーザーも昨今急激に増えたため、実際にInstagramやFacebookでは集客を後押しするサービスが続々と登場し、多くのユーザーはSNSでの訴求に注力しています。
Instagramではコロナウイルスの影響で、アクティブユーザー数が急増しました。日中閲覧される機会も増え、現在投稿からサービス内容を確認し、予約することのできるシステムが導入されています。
サービスのイメージも、動画や画像を用いて効果的に拡散することが出来るので、ポータルサイトのように制約が設けられている訳でもありません。
下記に、Instagramでの集客方法についてまとめた記事がありますので、是非チェックしてみてください!
まとめ
もちろん、美容系ポータルサイトを利用することで、様々なメリットを得ることが出来るでしょう。無料で利用することのできる媒体や、低コストで運営出来るポータルサイトもありますので、いきなり費用をかけすぎずに色々な媒体で感覚を掴んでみることから始めていきましょう!