【美容院・美容室編】アフターコロナのサロン集客対策!コロナのピンチをチャンスに変える!

コロナとの向き合う美容室・美容院の経営とは?

コロナ禍による政府の発表やメディアの報道で、美容室やネイルサロン など対人を基本とするサービス業は「コロナウイルスの影響を受けやすく、安全な場所ではない」という印象を植え付けられました。

コロナウイルスのような目に見えない、ワクチンもまだ普及していないウイルスに感染する可能性がある場所として、強いイメージがついてしまったのでしょう。

そのため、美容院や美容室を利用したくても、実際には慎重になってしまうという顧客が一定数確実にいて、今後これまでと同じような経営方法でのサロン集客は成り立たないという状況に来ています。

清潔な状態の徹底

お客様の利用する座席やシャンプールーム、フロントでの会計、素手で触れる箇所の消毒の徹底しましょう。

従業員のマスクやフェイスシールド、手袋着用の義務化など、目に見える形で対応していることをお客様に伝えることで、安心して利用することが出来ます。

キャッシュレスなどの非接触対応

オンラインでの予約や決済の対応(スマホで注文できるサービス等の活用)など、なるべくお客様との接触や会話を控えさせることで、感染に対する恐怖感を軽減させることが出来ます。

店舗内での支払いの際に現金は極力避け、電子決済やワンタッチで決済できるクレジットカードの利用を促進することもできます。

また、今後美容院や美容室の集客には、スタッフ間のコミュニケーションの取り方や、お客様と触れ合う可能性のあるサービスに関しては、店舗側におけるオペレーションの見直しを行ないながらサービスを展開する必要が求められます。

お客様が飲食店に求めるものが、接客・サービスと同様に安心・安全が当たり前に提供できるようしっかりと対策しましょう。これらも店舗にとってはアピールポイントとなり得ますので、集客に繋がるアプローチと言っても過言ではないでしょう。

アフターコロナの集客対策

では、実践的なコロナウイルスに対する集客対策について解説させて頂きます。

①迅速な対応

現時点で経営が赤字になっていない美容院・美容室の共通点としては、コロナウイルスが蔓延したとわかるタイミングでの対応が素早いといえます。

休業や閉業の決断新しい業務形態への転換スタッフの雇用への判断もとても早いです。2020年2月前半など、コロナウイルスがパンデミック化し本格化する前から、すでに対策を考えているお店もあります。新型コロナウイルスのように、これまでにない状況であり、変化も激しい状況においては、とにかく自身の店舗にとって何が大事なのかを試行錯誤をすることが大事になります。

スピーディに行動を起こし、適宜対策をしていくことで、正解を見つけることができるのです。2021年3月の段階でコロナウイルスによる緊急事態宣言は解除されましたが、現在一部のエリアで蔓延し始めている英国型コロナウイルスが新たに全国に影響を及ぼす可能性も大いに考えられます。

今後は新たなコロナの情報を敏感にキャッチし、考えうる様々な施策を迅速に行っていくことが重要です。

②美容系ポータルサイトの活用

コロナによって発令された緊急事態宣言の影響により、店舗での営業時間も短縮されたりと、サービスを受けるユーザー数そのものが激減しました。

それに合わせて、成功している店舗は素早く事業に対して事業に乗り出しています。既存事業に固執することなく、既存事業が厳しくなったら別の事業で売上を作るという柔軟性が、どのお店にも共通しているといえます。

ポータルサイトを使った集客に関しては、圧倒的にホットペッパービューティーが利用率を高く、自店で展開しているコロナ対策情報や、コロナによる来店数現象を補うためのキャンペーンなど、様々な情報を掲載し発信することが可能です。

また、下記の記事から、【2021年最新版】おすすめの美容系ポータルサイト(美容室・美容院)3選!集客するならココ!を解説していますので、是非チェックしてみてください!

③SNSの活用

コロナ影響があるにも関わらず売上をしっかりと上げている店舗はは、効果的にSNSを活用しています。美容室や美容院は個人のお客様がターゲットとなるので、個人がプライべートで楽しむために利用しているSNSと相性が非常に良いです。

コロナウイルスの影響で在宅ワークをするユーザーが増えたため、スマホを触る時間も急増。そこで、以前よりも閲覧ユーザーの増えたSNSで情報を発信することで、多くの人にテイクアウトや通販などの情報を認知してもらえています。

そして、常連のお客様とコミュニケーションをはかることで、より強いつながりを生み出すことができています。

また、視覚的にユーザーに情報を届けられるInstagramは各SNSの中でも最も相性が良く、集客を促進するための新機能が続々と登場しております。ビジネスアカウントに変更しインサイトを活用した顧客分析、ワンタップで商品を購入できるShopNow機能など、かなり充実しています。

また、美容室・美容院の集客の方法として、多くの経営者はSNSの活用へと大きくシフトして来ています。

コストをかけて効果をあまり得られないならと、今まで以上にポータルを利用するユーザーも減少して、その減少分が新たにSNS媒体へシフトしているユーザーも多いです。

具体的には、ホットペッパービューティー楽天ビューティーといった美容系ポータルサイトでは無料掲載のみで、店舗に関する集客やプロモーションはInstagramFacebookで拡散する、といった形です。

SNSサービスを閲覧しているユーザーも昨今急激に増えたため、実際にInstagramやFacebookでは集客を後押しするサービスが続々と登場し、多くのユーザーはSNSでの訴求に注力しています。

Instagramではコロナウイルスの影響で、アクティブユーザー数が急増しました。日中閲覧される機会も増え、現在投稿からサービス内容を確認し、店舗で扱っている商品を注文することのできるシステムが導入されています。

商品のイメージも、動画や画像を用いて効果的に拡散することが出来るので、グルメサイトのように制約が設けられている訳でもありません。

下記の記事からInstagramを活用した集客方法について解説しておりますので、是非チェックしてみてください!

④Googleマイビジネス

ユーザーが様々なポイントからサロンを選んでいることから、サロン側としてもどの集客方法が良いか試行錯誤されていRUはずです。そんな中、最近注目を集めているのがGoogleマイビジネスを利用したMEO対策になります。

Google mapは、世界的な企業であるGoogleが運営するmapシステムで、日本国内でも莫大な利用者を抱える地図サービスです。そこで私たちが店舗集客に活用できるGoogleマイビジネスというサービスがリリースされ、Google map上で各店舗や施設が必要事項や店舗情報を掲載できるようになりました。

MEOとは、Google上での地域検索最適化(Map Engine Optimization)を指します。

Google map(Googleマイビジネス)のメリットとしては、

「店舗情報の認知」
「集客力」

になります。


まず、Google mapに店舗情報を掲載するためにはGoogle マイビジネスへの登録が必須になります。マイビジネスページの登録には一切の料金がかからない完全無料のサービスです。

そのため、他の美容系ポータルサイトのように店舗情報の掲載に費用がかかったり、契約プランの差で検索結果に変化が出ることはありません。

また、Google mapへ掲載できる店舗情報はかなり充実しており、同様に、経営時間やメニューの写真などが掲載できることに加えて、曜日ごとの混雑具合や、屋内ストリートビューを利用して店内の雰囲気を効果的に伝えることができます。


屋内ストリートビューに関しては別途の費用はかかるものの、他のサービスよりも具体的な情報を提供することができるのでユーザーにより効果的にアプローチすることが可能になります。

そして、Google mapに店舗情報を掲載する際の最も大きい特徴は集客力です。

Google mapに情報を掲載することで、Google検索で上位の表示がされやすくなります。エリアやメニューの内容を掲載すれば、仮に「エリア 美容院」などのキーワードで検索した際に店舗の情報が上位に表示されます。

また、Google mapの性質上、店舗情報からそのまま現地までの経路をすぐに表示することができたり、直接電話で予約をかけることができるなどの導線もあるため、情報を調べてから来店までのアクションが引き起こされやすいです。

まとめ

今後もコロナ感染の波はかなりの確率で来るかもしれないといわれています。

少しずつコロナも収束の方へと向かい始めているように見えますが、安心するのはまだ早いでしょう。会社や学校機関が今までのように再開されることで、さまざまな業界のサービスもコロナ蔓延以前のように動き出すでしょう。

このアフターコロナで、美容業界はどのように施策をとっていけばよいのか、サロン集客には何が最も効果的な施策なのか。今後に向けて抑えておきたい対策をしっかりと惜しみなくとっていきましょう。