本当に必要なのだろうか?グルメサイト集客のメリットとデメリット

グルメサイトでの集客

2021年3月、コロナウイルス収束の見込みは収束の見込みはついていません。

ですが、その一方でWEB上での飲食店の宣伝活動に関して、Googleの検索エンジンの対策・SNSの活用などは多岐に渡る分野で活用されてきましたが、その中でも、グルメサイトへの掲載は重要な施策のひとつであると考えられています。

実際にこのコロナ渦の大きな経済的打撃の対策として、数あるグルメサイトの中から、掲載を検討した方もきっと多いのではないでしょうか?

実際には、様々なグルメサイトが存在し、内容やプランなども企業によって様々です。

もしくは、以前に掲載した経験があり、

「このグルメサイトに掲載したことでお店にプラスの効果を発揮しているのか?」

「実際にグルメサイトは、本当に効果があるのだろうか?」

と感じた人も大多数の割合で存在するでしょう。

今回は、グルメサイトでの集客におけるメリットデメリットについて解説していきます。

また、無料で出来るWEB上での集客方法についてこちらからチェックできますので、是非ご確認お願い致します!

グルメサイト集客のメリット

認知度・店舗の露出機会をアップさせる

グルメサイトを利用することで、グルメサイトに訪れた多くのユーザーに効果的にアプローチすることが出来ます。

グルメサイトでは、多くのユーザーがエリア+料理のジャンルで検索しているので、これまでアプローチすることのできなかった層のユーザーにもしっかりと訴求することができます。

グルメサイトの検索エンジン内に組み込まれることも、店舗にとっては大きなメリットになり得るでしょう。


グルメサイト上での様々な機能

グルメサイトには、誰でも店舗登録ができる無料のプランの他に、有料プランも用意されています。

有料プランにはそのグルメサイト独自の機能を利用することが可能になります。

予約システムの導入や掲載する料理の写真の変更、店舗のプロモーションなど、自由にアレンジすることができます。

予約システムに関して、独自のホームページで構築することは、業者に頼むことで莫大な費用を要しますが、グルメサイト上では非常に高精度な予約システムを導入することが出来るので、これも大きなメリットですね。


来店したユーザーの分析が可能に

こちらも大きなメリットの一つですね。

グルメサイトを利用し、店舗情報を閲覧したユーザーの年齢層や予約時間のタイミング、その後の集客に使える貴重なデータを分析することも可能です。

これを活用しアピールポイントをアレンジすることで、より効果の高い訴求が可能になります。

例えば、クーポンを発行したときに、どういった人が利用したのか、どういったメニューへの反応が良かったのかなどの情報がもらえるのです。

この情報を元に精査を繰り返していけば、本当に効果の高いクーポンを発行でき、お店の売上アップに直接的に関係してくるでしょう。


グルメサイト集客のデメリット

運用の手間がかかる

グルメサイトに掲載したからといって、必ずしも集客における成果を出せるとは限りません。成果を出すためには、日々の運用がグルメサイト集客におけるカギになります。

たとえ有料のサポートつきをプランだったとしても、

「どのようにしたら効果的に写真を掲載することが出来るか」
「どのようなキャンペーンを展開するか」

ということを考え、グルメサイトの運営から提案された内容が、本当に自身の店舗に必要かどうかの判断が必要となります。

グルメサイトにはお客様対応としてのサポートデスクがありますので、分からないことは積極的に運営側に質問し、有効に活用しましょう。


無料掲載では集客効果が期待できない

グルメサイトは利用するにあたり、基本的に無料プランと有料プランに二分されます。無料プランに関しては、サイト内で店舗情報を掲載するのみで、掲載する写真に関しても制限が設けられます。

また、無料プランに関しては、サイト内で上位検索に浮上する確率も大きく下がります。

掲載しただけで、集客におけるメリットが得られるわけではないです。


有料掲載の莫大なコスト

無料プランであればコストはかかりませんが、有料プランを利用することで多くの機能を網羅することが出来ます。ですが、そのプランに応じて大きくコストがかかってきます

食べログに関しては、ライトプランSで月額1万円で利用することが出来ます。プレミアム10プランSでは月額10万、年間で100万円以上計上されます。さらに利用したい機能に関しては、その機能や使ったら使った分だけ費用の掛かる従量課金制となっています。

ぐるなびも、ビギナー会員プランや正会員プランなどでは、その閲覧数や掲載順に応じて課金が発生する仕組みです。

月額費用としては10万円以上かけられている店舗が、検索上位に浮上しやすい仕様となっています。

実際に費用対効果の取れている店舗に関しては問題はないかもしれません。

ですが、多くの飲食店はこのコロナ渦での集客においては大幅に減少傾向にあり、出来るだけ固定費を削減しなければならない状況になってきています。

また、有料プランを利用するからと言って集客が成功することが約束されているわけではありません。運用の仕方も自身でしっかりと対策をしなければ、費用に見合う効果を得られることはないでしょう。


グルメサイトを使わない店舗集客とは?

グルメサイトを利用せずともかけずとも集客にしっかりアプローチすることが可能です。グルメサイト以外のWEB上での集客対策についてご紹介します。

SNSの活用

今日の飲食店の集客の方法として、グルメサイトを使わずSNSの活用へと大きくシフトして来ています。

コストをかけて効果をあまり得られないならと、今まで以上に積極的にグルメサイトを利用するユーザーも激減して、その減少分が新たにSNS媒体へシフトしているユーザーも多いです。

具体的には、食べログやぐるなびといったグルメサイトでは無料掲載のみで、店舗に関する集客やプロモーションはInstagramFacebookで拡散する、といった形です。

SNSサービスを閲覧しているユーザーも昨今急激に増えたため、実際にInstagramやFacebookでは集客を後押しするサービスが続々と登場し、多くのユーザーはSNSでの訴求に注力しています。

Instagramではコロナウイルスの影響で、アクティブユーザー数が急増しました。日中閲覧される機会も増え、現在投稿から商品を確認し、宅配サービスへ注文することのできるシステムが導入されています。

商品のイメージも、動画や画像を用いて効果的に拡散することが出来るので、グルメサイトのように制約が設けられている訳でもありません。

下記に、Instagramでの集客方法についてまとめた記事がありますので、是非チェックしてみてください!

MEO対策

MEOとは、Google上での地域検索最適化(Map Engine Optimization)を指します。

Google mapは、世界的な企業であるGoogleが運営するmapシステムで、日本国内でも莫大な利用者を抱える地図サービスです。

また、そこで私たちが店舗集客に活用できるGoogleマイビジネスというサービスがリリースされ、Google map上で各店舗や施設が必要事項や店舗情報を掲載できるようになりました。

Google map(Googleマイビジネス)のメリットとしては、

「店舗情報の認知」
「集客力」

になります。


まず、Google mapに店舗情報を掲載するためにはGoogle マイビジネスへの登録が必須になります。マイビジネスページの登録には一切の料金がかからない完全無料のサービスです。

そのため、他のグルメサイトのように店舗情報の掲載に費用がかかったり、契約プランの差で検索結果に変化が出ることはありません。

また、Google mapへ掲載できる店舗情報はかなり充実しており、グルメサイト同様に、経営時間やメニューの写真などが掲載できることに加えて、曜日ごとの混雑具合や、屋内ストリートビューを利用して店内の雰囲気を効果的に伝えることができます。


屋内ストリートビューに関しては別途の費用はかかるものの、他のサービスよりも具体的な情報を提供することができるのでユーザーにより効果的にアプローチすることが可能になります。

そして、Google mapに店舗情報を掲載する際の最も大きい特徴は集客力です。

Google mapに情報を掲載することで、Google検索で上位の表示がされやすくなります。エリアやメニューの内容を掲載すれば、仮に「エリア カフェ」などのキーワードで検索した際に店舗の情報が上位に表示されます。

また、Google mapの性質上、店舗情報からそのまま現地までの経路をすぐに表示することができたり、直接電話で予約をかけることができるなどの導線もあるため、情報を調べてから来店までのアクションが引き起こされやすいです。


まとめ

グルメサイトの利用には、様々なメリットとデメリットがあります。

自身の店舗にマッチしているかどうか、費用の工面、運用の方法など日々考えながら活用していくので先決でしょう。無料の掲載でも出来ることはあります。GoogleやSNSの活用をすることで、今以上の効果を発揮することが出来ますので、無料なものは全て活用していきましょう!