
2020年から2021年にかけて、コロナウイルスの影響で私たちの生活様式は一変。オンラインでのつながりや、様々なSNSが進化し、私たちの生活の基盤を支えていってると言っても過言ではないでしょう。
Instagramはコロナの影響下で最も進化したSNS媒体のひとつです。日本国内では3300万人を今では学生から高齢の方までInstagramを利用するユーザーがコロナ以後急増し、ハッシュタグ検索を利用し、Googleなど検索サイトの代わりに行きたい場所、欲しい物やその口コミ情報、店舗の位置情報等をInstagram内で調べることが定着してきています。
Google検索を「ググる」
Instagramのハッシュタグ検索をしたり、投稿にタグ付けを行う行為を「タグる」と言い換えたりと、今では当たり前の操作ですね。
そして、これまでInstagramで情報収集を行うには、アカウントやハッシュタグ、位置情報からの検索のみとなっていましたが、今回新たにInstagram内でのキーワード検索機能が実装されました。
英語圏6カ国(アメリカ、イングランド、カナダ、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド)を対象にキーワード検索機能の導入を各現地メディアでも取り上げられています。
現在は英語圏のみで実装された検索システムですが、2021年未明にも日本で使用可能になるとユーザー間で噂になっており、今回は検索機能の紹介とキーワード検索における展望をご紹介いたします!
また、2021年トレンドのSNSについても解説しておりますので、こちらも是非チェックしてみてください!
Instagramのキーワード検索ってどんな機能?

複数キーワードでの検索ができる

今現在、日本国内では非公開の情報となっておりますが、海外のサイトで世界のIT情報をまとめたTHE VERGEでは、大々的にInstagramのキーワード検索について取り上げています。
画像を見ると、「baking recipes」と2単語で検索が可能なことを表しており、検索候補欄にはに「baking recipes chocolate」と3語の検索も出てきています。複数キーワードでの検索が可能と判断して良いでしょう。
現在のInstagramのハッシュタグ検索では、複数タグを組み合わせて検索することが出来ないため、キーワード検索ではこのマイナスポイントを補っています。
ハッシュタグは今後どうなるのか?

では、日本国内でInstagramのキーワード検索が実装されたら、ハッシュタグはどうなるのでしょうか?たとえばハッシュタグ機能はTwitterにもありますが、普段のツイートに毎回ハッシュタグを付けている人は、あまりいないでしょう。
ハッシュタグ検索の目的は「求めているコンテンツを探すため」だけではなく、独自のコンテンツを発信したり、 気になるニュースやアイテムについて、評判や口コミ、感想などを調べる(目的が明確な検索)、曖昧に何となく検索して、何か面白いものやアイディアに出会いたい(目的が曖昧な検索)など、ユーザーによって様々です。
恐らく、今後はInstagramのキーワード検索が多くのユーザーに親しまれるシステムとして実装されれば、
キーワード検索
気になるニュースやコンテンツについて、評判や口コミ探し(目的が明確な検索)
ハッシュタグ検索
暇なときに何となく検索して、何か面白いものやアイデアに出会いたい(目的が曖昧な検索)
というように、今後は日本での検索方法そのものが使い分けがされていくのではと思います。
そのため、ハッシュタグ文化自体は継続するでしょうが、人気のハッシュタグには変化が起こるかもしれません。
キーワード検索で広がる可能性①テキスト重視のInstagram

まず、ハッシュタグに関してInstagramでは、英語だけでなく日本語での画像の認識能力も非常に高いです。
例えば、植物の写真に、「#カフェ」 とタグをつけても、それが犬ではないことをInstagram内部のシステムが認識し、「#カフェ」で検索しても植物の写真は表示しないようになっているようです。
関連性の高いハッシュタグと投稿のバランスを認識するほどに、Instagramの画像認識能力は高く、
その写真は何を表しているのか?
何を意図しているのか?
を読み取り、ユーザーの検索結果に反映させています。
それが今後のキーワード検索の実装により画像とテキストの重要性が変わってきます。今後、Instagramではこれまで以上にテキストの内容ををしっかり分析していくのではないかといわれています。
なので、今後キーワード検索が実装されるにあたって、画像に見合ったテキストの情報、さらには適当な文章ではなくユーザーが欲している情報などを盛り込んだ作り込みが必要になってくるのではないかと思います。
では、日本でまだ実装されていない今のうちにやっておきたいことの一つとして、「上位表示を意識したテキストの作り込み」があります。
先ほどもお話ししましたが「テキスト」がかなり重要視されてきます。
現在のGoogleのSEO(検索エンジン最適化)でも、数年前のように単純にテキスト量が多いとか、関連ワードの数などではなく、一つ一つのテキストの内容がそのページに本当に合っているものなのか、ユーザーが欲している情報であるかなど、かなり細かくテキストの内容を重要視して順位に反映されているようです。
恐らくInstagramでも同様で、これまでも画像とタグの関連など細かく判断されていたように、テキストの内容はしっかり見られるポイントになるのではないかと思います。
ですから、今のうちから投稿の際の文章は意識して、一言などでは終わらせず、一つの読み物としてユーザーに届く作り込みを行っていくと良いかと思います。
キーワード検索で広がる可能性②InstagramのSEO(検索エンジン)⁉

日本国内でもInstagramのキーワード検索ができるようになると、上位表示させるための「インスタグラムSEO」なるものが登場してくるのではないかと言われております。
SEOとは、Search Engine Optimzation (検索エンジン最適化)の省略形であり、現在ではGoogleの検索結果にいかに上位表示させるか、という検索エンジンの対策を指します。
Googleの検索結果で上位表示を狙うことで、集客や認知度の向上、企業のブランディングなどの効果が見込め、今ではかなり親しまれているWEB上での集客アプローチとなっております。
現在もSEOでの対策は、専門に扱う企業やフリーランスも増え、委託されたWEBサイトをGoogleで上位表示させる施策を行ってきましたが、今後、Instagram専門のSEO会社なんかも出てくるのではないかと思われます。
まだ日本国内では実装前なので、どのような攻略法があるかなどはわかっていませんが、今後さまざまな情報がでてくるのではないかと思います。
また、こちらでは無料で出来るWEB上での集客方法について解説しておりますので、是非チェックしてみてください!
まとめ

日本国内で、Instagramは今や若い世代だけでなく、老若男女様々な層のユーザーが利用するアプリケーションです。Instagramのキーワード検索の実装により、利用者の層や母数も今以上の急成長が見込めます。今から、上記のポイントを意識して投稿を積み重ねて、いざ波が来た時に乗り遅れないように!