「インスタ映え」は流行語大賞にもなり、若い世代を中心に社会現象となりました。日本国内でも3300万以上アクティブユーザーを有し、今でもInstagramでは進化を続けています。
Instagramは多くの企業や、飲食店などが本格的なアカウントを構築し、情報発信のプラットフォームとして構築されています。
やはり、InstagramやSNSマーケティングにおいて、最も重要ポイントは、「インスタ映え」なんです。
「インスタ映え」は、若者を中心としたただの社会現象ではなく、SNSマーケティングやWEB集客における新文化・新手法として認識していきましょう。
今回は「インスタ映え」とは何か、どんな効果があるのか、「インスタ映え」の方法について深く解説していきます。
「インスタ映え」とは?
「インスタ映え」とは、改めて考えるとどういう意味なのでしょうか?
実際、「インスタ映え」という言葉に明確な定義はありません。
画像や動画などの投稿を媒体とするInstagramでは、文章よりも画像や動画がメインに見られるので、他人の興味を引き付けるような写真が重要視されます。
では、具体的にどんな画像や動画か下記に記します。
・可愛さ
カラフルだったり、動物などの愛くるしい姿など、今では男性も増えてきましたが女性ユーザーが半分以上を占めるInstagramでは、「可愛さ」というポイントは最重要項目と言っても良いでしょう。
女性ユーザーがメインターゲットだということを念頭において、第一印象で目を引くような動物の写真や、色彩豊かな投稿は「インスタ映え」には必須要素となっています。
・撮影風、モデル要素
Instagramでの投稿では、女性だけでなく男性も撮影モデルになりきり「おしゃれ感」を意識して撮影を楽しんでいます。ファッション雑誌を切り取ったような写真は、「インスタ映え」には欠かせない要素と言っても過言ではないでしょう。
わざと視線を外した撮影風の投稿は注目されやすいです。インスタグラマーと言われるInstagram内で個人で活躍するユーザーはこの手法を駆使し、多くのファンやフォロワーを獲得しています。
・ 非日常感を演出した意外性のある投稿
生活の中で見慣れているものからかけ離れた投稿は、上記の可愛さや、撮影風といった要素も含みますが、「インスタ映え」の要素としては非常に重要になってきます。
日本では目にかかれないようなオーシャンビューや、びっくりするような大盛の定食、今では動画も頻繁に投稿されいるので、プロ級のダンスや歌などパフォーマンスなどです。
Instagramユーザーをびっくりさせるような意外性のある投稿は、やはり話題を呼び、自ずといいね数やリーチ数なども上昇していきます。
「インスタ映え」の効果
言わずもがな、Instagramでの「インスタ映え」は、集客効果においても絶大な効果を発揮できます。
「インスタ映え」とは上記のように、人の感情に訴えかけるような内容から、その商品やサービスに興味や関心を抱きやすい仕様になっています。
Instagram黎明期から、「インスタ映え」は、カフェなどの飲食店、メイクやアート、イベントやコンサート、観光スポットなどでの各ユーザーの消費行動を促進してきました。
そのような消費を拡大するために、各企業や小売店や個人までも、Instagramを駆使し、積極的に「インスタ映え」を演出をするようになってきています。
また、物販業界においても、Instagram内で「サービスを閲覧し、購入する。」までの行動が完結できる仕様にショッピング機能が年々進化しています。
Instagramでのショッピング機能について深く解説している記事は、こちらからチェックしてみてください!
「インスタ映え」を狙った投稿とは?
「インスタ映え」はある意味で撮影上でのテクニックですので、必ずしも高画質の一眼レフカメラ必要なわけでもなく、スマホ内蔵のカメラで誰にでも簡単に演出することが出来ます。
下記にインスタ映えを演出するためのテクニックを記します
上からのアングル
雑誌や飲食関係のアカウントでは多用されている「上からのアングル」で撮影することは、飲食物だけでなく雑貨などあらゆる方法で演出することが出来ます。
特に飲食関係の投稿の場合、皿やコップの位置を意識して撮影をすることで、閲覧するユーザーも投稿から美味しさが伝わりやすい投稿になりやすいでしょう。
高さがあるパフェや、断層が美しい料理などについては横からの撮影が望ましいです。
広角での撮影
広角レンズでの撮影では、自分が見た風景と撮影した風景を雰囲気を変えて演出することが出来ます。
最近のスマートフォンでは、広角レンズでの撮影の可能になりました。
広角レンズでの撮影はよりプロ感を出したり、雑誌風な演出が出来るため、今では多くのインスタグラマーがGoProという専用の小型カメラを駆使し、見ている風景以上の迫力あるその場にいるような臨場感を作り出しています。
「インスタ映え」において、この広角機能は非常にオススメです!
自然光を利用して撮影をする
電灯から直接そそがれる強い光より、自然とやさしく注がれる光の方が料理写真は美味しく見え、家具やインテリアも美しく演出することができます。
また、無機質な被写体でも、温かみのある投稿が出来るためかなり効果的です。
料理が逆光で暗くなったり、手影がはいったりしないように細かく微調整しながら撮影することをおすすめします。
まとめ
今では、SNSの発達で個人が多くのユーザーに情報発信をすることも可能になっており、そこで同業他社やライバルアカウントから差別化を図るためには、投稿の質を上げる必要があります。
「インスタ映え」で、自社のサービスや商品を美しく演出することが可能なわけですから、上記のテクニックを実践し、効果的なアプローチをしてみてください。