2021年になり、今現在では様々なSNSが登場し、SNSそのものの形や発信方法などにも大きな変容が遂げられています。
画像や動画を主体としたInstagram、ショートムービーを主体としたTikTok、音声のみ配信を主体としたClubhouseなど、多種多様となっております。
FacebookはSNS黎明期から、その利用率や話題性など、FacebookはSNSの元祖として大きく成長してきました。今では10~20代の若いユーザーよりは、30~50代のユーザーが多く利用しています。
今回はFacebookの集客活用方法について解説していきます。
また、Instagramに関する集客方法や、集客における各SNSの運用方法をまとめた記事がありますので、こちらからチェックしてみてください。
”Instagramのアカウントを育てる集客の基本ステップ紹介!”
”集客における各SNSの運用ポイントまとめ!あなたはどのSNSを使いますか?”
Facebookとは
Facebookは世界的に最も有名なSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のひとつです。
GAFA【Google・Apple・Facebook・Amazon】の一つでもあり、世界を席巻する企業として認識されていますね。
SNSが人々のライフスタイルに深く浸透した存在となり、大きな役割を果たしたFacebookは2020年時点で月間アクティブユーザー26億人以上という、今でもなお巨大なプラットフォームとして、多くのユーザーに利用されています。
また、FacebookのInstagramの買収も話題になり、今では両方のSNSの互換性ある機能なども活用することが出来ます。
Facebookの大きな特徴は、匿名での使用が一般的だった他のSNSとは異なり、実名での登録が基本になっていたことでした。
また、ビジネスアカウントとしての利用も可能となり、現在では企業の利用も当たり前のものとなっています。
Facebookの強み
炎上しにくい。実名登録が基本
Facebookは個人で登録をする時は、実名でのアカウントの作成が基本となっています。
さらに、年齢や住所、所属していた学校など様々な情報を登録することができます。そのため、匿名性が低く、FacebookはどのSNSよりも炎上がしにくい、という特徴があります。
そのため、ビジネス間の交流やアカウント同士の結びつきも他のSNSに比べて強く、一度フォロワーになってくれたユーザーは、自身のアカウントに対し感度が高い傾向にあります。
高い拡散性
Facebookは拡散力が強いのもメリットです。
拡散性とは、自他の投稿をユーザーを通じて広がっていく可能性が高いことを指します。
たとえば、私たちの生活の中ではチラシを使った広告や、ポスティングなどで投函し配布しなければ広まりません。
WEB上ではそういった拡散性に優れた媒体は集客ツールとして重宝され、中でもFacebookには、「いいね」「コメント」「シェア」機能があり、ユーザーがいいと思った情報が勝手に拡散する仕組みになっています。
投稿に対して多くのユーザーからアクションを貰えると、Facebook内部のAIが判断し上位表示される可能性が高まります。
つまり、自分で投稿するだけでなくユーザーにコメントしてもらうことで、拡散力を維持できるというわけです。
SEO対策が可能
Facebookでは、自身のアカウントの情報や投稿をFacebookページ(Facebookの法人・ビジネス用のアカウント)を構築することで、Googleの検索エンジン上に表示させることが出来ます。
他のSNSでは、Googleの検索エンジンに対応していないため表示させることは出来ません。
SEOで対策できるという点から、高いHP(ホームページ)製作費をかけずとも、Facebookページをしっかりとしたメディアサイトを構築することが出来るので、アカウントだけでも作成するメリットはあるでしょう。
Facebookでの集客方法
ビジネスアカウント【Facebookページ】
Facebookのアカウント登録には2パターンあります。個人アカウントと、集客や法人利用がメインのビジネスアカウントとあり「Facebookページ」と呼ばれます。
個人アカウントの場合はFacebookにログインすることで閲覧が可能になりますが、基本的にはアカウント登録をしなければどの投稿も閲覧することはできません。また、プライバシー設定で公開範囲を限定すると、友達など特定の人しか見ることができなくなります。
ですが、Facebookページは企業のページで常時公開されているため、誰でも見ることができるのが大きな特徴です。
Google上で検索に引っかかるかどうかというポイントも、個人アカウントと法人アカウントの大きな違いです。
個人アカウントでの投稿は検索エンジンには引っかかりません。一方、Facebookページは検索エンジンに表示されるので、検索ユーザーに見てもらえる可能性が高くなります。
簡易的なホームページや広告のようなメディアサイトとして利用することが出来るため、店舗での集客やWEB上での集客を目的としているユーザーにとっては必須のSNSと言えるでしょう。
Facebook広告
投稿をより多くの人に見てもらいたいという場合は、有料でFacebook広告を出すこともできます。
Facebook広告は、高精度なターゲティングと配信最適化機能を持つ、Facebookの広告配信プラットフォームです。
ビジネス間でのつながりや他のSNSに比べ、各アカウントへの感度の高いユーザーが利用するFacebookでの広告展開は非常に効果的と言えます。
また、Facebook広告を利用することでFacebookだけでなく、大きく3つのプラットフォームへの広告配信が可能になります。
Instagram(インスタグラム)
Messenger(メッセンジャー)
Audience Network(オーディエンスネットワーク)
MessangerはFacebookで利用できる人々と連絡を取ることのできるメッセージアプリです。
Audience Networkとは、Facebookのターゲティング機能(年齢や性別、地域、趣味・関心など)を利用して、Facebook及びInstagramだけでなく、Facebook社と提携しているスマホアプリやスマホサイトへ広告を配信が可能になります。
主な配信先としては、
現代ビジネス、weblio、Baidu dメニュー、グノシー、C CHANNEL、東洋経済ONLINE、auスマートパス、ジョルダン乗換案内、食べログ、Retty、 SEGA、ジモティー、マンガボックス、漫画BANG など、
上記は一部ですが、日本国内でも多くの大手企業と提携しているため、効果的な広告配信が期待できるでしょう。
また、Facebook広告では、購入の各フェーズごとにその内容に適した写真や動画などの広告素材、広告配信先に適した広告フォーマットや最適化手法が豊富に用意されているため、ユーザーの目的に応じた広告配信が行えるよう多種多様な広告形態が用意されています。
まとめ
Facebookは、今現在でもSNS市場を席巻するプラットフォームとして頭角を現しています。様々な形式で現代のニーズに合わせたSNSが登場してきている中で、Facebookは今もなお大きな影響力を与え続けています。
そこでの集客対策をしっかりと押さえていくことで、WEB上での効果的なプラットフォームを確立することが出来るでしょう。