コロナウイルスの影響により、WEB上での集客アプロ―チについてより展開したいと考えている方も非常に多いと思います。
”HP(ホームページ)を展開することで多くのユーザーに自社の情報を知ってもらいたい”
2021年、その考えそのものが非常に危険なWEB上でのアプロ―チになるかもしれません。
今回は効果的なWEBサイトの構築をするために、目的に沿って行動をとる方法について解説していきます。
HP 制作は危険?
何故HPを展開することが時代遅れになってしまうのか。
理由は目的に適ったWEBサイトを作らなければ、集客に対してもコストの面に対しても損してしまう結果になりかねないからです。
WEBサイトを作る目的をまず書き出してみることが大事です。
大まかに分けると、
・WEB上に自店のサイトを掲載したい
・新規顧客獲得していきたい
・ブランディング
・もっと集客したい
・ECサイトを作って物販
・情報を提供するためのメディアサイト
・口コミをまとめたレビューブログ
・自店のおすすめ商品を多くのユーザーに知ってもらいたい
・自社サービスの予約件数を増加させたい
その理由は各企業・各店舗によって異なりますが、ざっくりとこのような形でしょう。
ではHPを作るうえで、損してしまう可能性のある制作の理由・動機とはどれにあたるでしょうか。下記のとおりです。
・新規顧客獲得
・集客
・ECサイトを作って物販
・情報を提供するためのメディアサイト
・自店のおすすめ商品を多くのユーザーに知ってもらいたい
・自社サービスの予約件数を増加させたい
実際、HPを制作することで100万以上の費用が掛かることがあります。デザインに凝ったり、SEO対策などを業者に委託することでさらに費用は膨れ上がっていくでしょう。
ですがHPを作ったからと言って、自店の来客数や自社サービスに関する予約件数ががいきなり増えることは、今の時代かなり難しいでしょう。
このコロナ禍で、そのような膨大な費用をかけながら効果が出ないなんて、もったいなさすぎませんか?
では、低コストで新規顧客を増やし、予約件数を向上させることが出来るのでしょうか。答えは簡単です。
LP(ランディングページ)を作りましょう。
HPとLP(ランディングページ)って何が違うんだろう?
上記の内容の続きですが、何故HPではなくLP(ランディングページ)なのでしょうか。
実際、美容院に接骨院、飲食店やエステでは購買意欲を掻き立てるようなLP(ランディングページ)を作りこんでいます。
ん?それじゃあ
HP(ホームページ)とLP(ランディングページ)って同じものなの?
全然違います!
どちらも同じもののように感じるかも知れませんが、実際は業種によって相性がいいものや、提供できる情報量など千差万別です。
HP(ホームページ)とLP(ランディングページ)の根本的な違いについて説明していきます。
HP(ホームページ)とは
ここが情報発信の要として、世界中のユーザーがここを訪れて、そのお家の商品や飾ってある家具などを見るように、複数のウェブページで構成されるサイトを閲覧します。
役割としては、「ユーザーへの情報提供」です。
HPの情報量は多く、少しずつでもコンテンツを増やしていくことで、中長期的に集客力を高めていけます。また、HPの目的は下層ページへの誘導していくことになります。
基本的に、HPでは会社や店舗の存在を理解してもらうことに適しています。
例えば店舗のHPであれば
「営業時間、アクセス、サービスのメニュー、お問い合わせ(電話番号やメールアドレス)」などのページがあれば良いでしょう。
また、それだけでなく店長の挨拶やお店のこだわり、創業までのストーリーといったコンテンツも発信できますね。
メリット
・自身のサービスに関する全ての情報を載せられる。
・ビジネス上で信頼感が得られる
・WEB上での集客ができる
・求人募集のツールのひとつとして活用できる
・情報量やデザイン性によってブランディング可能
ですが、集客に直結しているサイト設計ではありません。
集客や来店目的のためにWEBサイトを構築するにはあまりにも情報量が多く、サイトの離脱率も高くなってしまいます。また、制作費用も100万以上かかるケースが多く、デザインに注力することでさらに金額は跳ね上がります。
LP(ランディングページ)とは
LP(ランディングページ)とは、Land「到達する、上陸する。」に由来しており、「初めに訪れるWebページ、必要な情報が集約された1ページ完結型のwebページ」を指します。
googleやYahoo!などの検索エンジンやTwitterやInstagram、FacebookなどのSNS広告やバナー広告、皆さんも一度は見たことがあるはずです。
LPの目的は、ターゲットのCVR(コンバージョンレート、購買率)の向上、獲得になります。
コンバージョンは「購入」「お問い合わせ」」「資料請求」「見積もり請求」などサービスや商品によって異なりますが、顧客に売り上げアップにつながる行動を起こしてもらうことが目的になります。
LP(ランディングページ)は、一般的に「縦長の1枚ページ」の構成になります。
1ページに集約している理由は、サイトからの離脱を防ぐためです。
違うページに遷移しなければ購入・問い合わせなどができない場合、クリックする手間が増えます。来訪者を手放さないためにも、なるべく1枚のページですべて完結するように構成するのです。
その他の特徴は、他ページのリンクが極端に少ない傾向にあります。これはLP(ランディングページ)が注文やお問い合わせなど、来訪者にアクションをおこさせることに特化しているからです。
そして、制作に関してもコストとしては、HPを作るより格段に安い金額で出来ます。理由としては、HPのように複数のページではなく、1枚で完結しているからですね。
メリット
・集客に特化したデザイン
・1枚に必要な情報が集約
・HPよりもはるかに安価な金額で制作出来る。
・物販にも誘導しやすい
・予約システムと合わせることで、新規顧客獲得しやすい
LP(ランディングページ)の集客に特化する理由とは?
LP(ランディングページ)の特徴について解説していきます。
縦長のレイアウト
LP(ランディングページ)は集客からお問い合わせを誘導するところまでを、このLPのみで行えるように設計されています。テレビの通販番組や営業マンのセールストークを1枚のページで表現したような構成になります。
セールストークをユーザーのアクションを誘発させるのに最適な順序で再現しているため、スクロールのみで情報を得られる縦長のページになります。
他のページへのリンクが少ない
この点に関してはHPと大きく異なる点の一つになりますね。
LPはユーザーに注文やお問い合わせなどの行動を起こしてもらうことに特化していることが多いため、コンバージョンにつながる注文フォームやお問い合わせフォーム以外のリンクをすべて削除しています。
そうすることでコンバージョンボタンにアクションを集中させることができ、コンバージョン率を増加させます。
厳選された情報のみ記載
LPは基本的に集客を目的に作成しているので、対象の商品やサービス以外の情報は記載せず、あくまで商材、サービス自体の強みやメリットなどの情報を記載してユーザーに理解してもらい、アクションを促すような作りが一般的です。
ですので、新規顧客を獲得するために特化しているコンテンツとも言えますね。
まとめ
実際、HPとLPのどちらが優れているかではなく、どちらも集客に特化した形で活用することが出来ます。上記の内容をしっかりと噛み砕いた上で、一番効果の出そうな方からトライしてみてください!