新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活様式はガラッと変わり、リモートワークの普及やZoom（ズーム）を取り入れたリモートミーティング、各種SNSの進化から、オンライン上での繋がりが強くなりましたね。
2020年8月、Instagraｍ内部で大幅な進化や改良が加えられ、新機能リール（Reels）が登場しました。
今回は、Instagramのリールとはどういった機能なのかを紹介した上で、使い方やメリット、リールについて深く解説します。
また、Instagramでの集客方法については、深く知りたい方はこちらから確認できますので、こちらをチェックしてみてください！
リールってどんな機能？集客にも使える？
リールとは、15秒程度の短尺の動画を投稿、閲覧する機能です。
Instagraｍ内の音楽を使用し、ARカメラエフェクトなどの特殊効果を付けて、編集し投稿することが出来、またはユーザーのリールも視聴可能です。
Instagram内では「ストーリーズ」や「IGTV」のような動画を使った機能は以前からありましたが、ストーリーズのように24時間で投稿内容が消えることはありません。
ストーリーズも15秒の短尺動画を投稿することができる機能ですが、24時間で投稿自体が消えるためより、リアルタイムな内容の投稿する機能です。
また、「ストーリーズ」ではよりライフスタイルに近い、日常を切り取った内容が多いですが、リールではより作りこまれた編集動画として投稿されることが多いです。
「IGTV」は最長で1時間までの長尺の動画専用の機能です。こちらではエフェクトや音楽は付けられません。
ショートムービーや自由に音楽に合わせて動画編集できるため、若者を中心に利用されている動画SNS「TikTok」に類似している新機能として、こちらも若者を中心にInstagraｍユーザーは利用を開始しています。
下記にリールの機能についてまとめます。
・15秒から30秒の短尺動画、ショートムービー作成ツール
・全画面表示の動画投稿が可能
・テキスト入力やスタンプなどの動画編集が可能
・BGMやARエフェクトなどの動画編集も可能
・発見タブ内でも表示されるためフォロワー以外のユーザーにもアプローチ可能
Instagramでは、ストーリーズやIGTVでも集客活用はされています。下記でも解説はしますが、集客に特化した投稿の仕方や、今後集客に特化した機能が搭載される可能性も
リールの基本機能を解説！
リールでの投稿閲覧
それでは、リールを投稿に関する基本的な流れを解説していきます。
リール投稿は下の写真のような、独自のアイコンが動画内に表示されます。
フィードには通常の動画投稿やIGTV動画、広告動画なども投稿されますが、そのリールマークであるアイコンが表示されているかどうかですぐに判断できますね。
Instagramのフィードは、アカウントごとに興味関心や好みに合わせてAIが自動的におすすめの投稿を表示します。
頻繫に「いいね！」やコメントをするユーザーのの投稿をより頻度を高く表示させます。
頻繫に閲覧しているユーザーがリール動画を投稿すれば、フィードにもその動画が流れてくるので、自然とリールを見つけられるでしょう。
リールでの投稿の仕方
まずは、ストーリーズ投稿ボタン、もしくはリールタブの右上のカメラを起動し、画面下部に表示されるオプションから「リール」を選択します。
画面の左側に表示される様々な動画編集ツールを駆使して、撮影ボタンを長押しすることでリール用の撮影が開始します。
リールでは、ストーリーズよりも動画の編集機能（ARエフェクト）充実しています。
リール上での動画の編集機能（ARエフェクト）
ストーリーズと同様に、ARカメラを使用した撮影が可能です。Instagramが提供する動画編集機能だけではなく、世界中のエンジニアが制作した魅力的なエフェクトを使用することが出来、より魅力的なある動画を作成できます。
オリジナルの動画作成を、今まで以上にエンジョイできますね。
BGM設定も動画ではストーリーズのミュージックスタンプと同様に、Instagram内臓のライブラリから好きな音源をを選択し、BGMとして動画内で使用することができます。
注意点として、ビジネスアカウントなどの商業用にInstagramを利用しているアカウントだと、ライセンス上の制限がかかってしますため、利用することはできません。
また、ストーリーズではできなかったオリジナルの音源を使うことができるよううになり、動画編集機能としてはストーリーよりも多彩です。
リール(Reels)では、自分のプロフィールページのリールのタブをタップすると、自身のリールにコメントした人や、リールの再生回数などを確認できます。
また、Instagramが各アクティブユーザーアカウントの中から選んだ、話題性のが高い動画や、多くのユーザーからの評価を受けて動画には、「注目」というタグが付与され、この「注目」に選ばれたどうかも確認できます。
投稿に「注目」のタグが付与されることで、多くのユーザーへリーチされやすくなり、頻繁に投稿がユーザー間でシェアされやすくなります。
似てるけど違う！リールとストーリーズ
リールでの動画編集では、ストーリーズではできなかったオリジナルの音源を利用できるほか、カウントダウンタイマーや位置合わせなどの編集機能が追加されています。
一方で、リールでは、メンションやハッシュダグは、キャプションに入れることができるものの、動画内には入れられません。
また、大きな相違点としては、リールで作成した動画はフィードにも投稿でき、ストーリーズと違って24時間以上経っても消えることはありません。
フィードに投稿したリールは、プロフィールのリールタブに保存されるので、見つけやすくなるメリットもあります。
リールは実際効果ある？リールの集客活用
リール投稿は、上記でも書いたようにストーリーとは違いフィード投稿に表示させることが出来、フィード投稿ならではの機能を持っているため（キャプション・ハッシュタグ・メンションタグ）、商品を効果的に伝えるツールとして活用できるでしょう。
またリールでは、独自のユーザーへのアプローチとして、発見タブのリールスペースがあります。
注目タブに自身の投稿が表示された場合は大きな宣伝・集客効果を発揮することが期待出来るでしょう。
リールでの投稿は、独自のARエフェクトからユニークな投稿が非常に多く、ユーザーへのインパクトの大きい演出が出来るため、サービスや新商品の認知度を上げるためにかなり効果的でしょう。
上手く自社のサービスや商品と絡めた投稿が出来れば、画像でのフィード投稿よりも高い効果が期待できます。特に、動画での訴求が有効な若年層向けの商材とは相性が良さそうです。
おすすめの商材
・「インスタ映え」に適した飲食物
・YouTubeなどの自身で発信するメディア紹介
・サービス内容の分かり易い整体やエステなど
まとめ
Instagramのリールは、TikTokのサービスを凌駕する新機能として、多くのユーザーから注目されています。
動画SNS の強みとして、時間を忘れてコンテンツを楽しめることもあり、今後のビジネス機能の追加によりさらに活用の幅が広がる可能性を秘めています。
まだリール（Reels）はサービスのローンチから1年も経過していないことから、上手く活用しているユーザーが少ない分、自身のサービスをライバルと差別化する良い機会になりえるでしょう。
ひとまず、自身でリール（Reels）の使い方を習得し、どのような形でサービスをPR出来るかを試行錯誤してみることが得策でしょう。