Instagramでは年々新たな機能が追加され、ユーザーは様々な形で投稿を楽しむことが出来ます。
その中でも、人気があるのはストーリーや最新のリール（Reels）といった主に動画を活用した機能です。
では、皆さんはInstagramのIGTVをご存じでしょうか？
「IGTVの存在は知ってるけど、どんな内容なのか知らない。」
「IGTVは一般的な投稿をどう違うの？」
実際、ストーリーズやリールより知名度は劣りますが、IGTVを集客促進のため運用しているケースも数多いです。
IGTVでの投稿を上手く利用することでフォロワーを増やしたり、店舗集客にも効果的なアプローチが期待できます。
今回はInstagramマーケティングにおけるIGTVの活用方法について、解説していきます。
下記にInstagramでの基本的な集客方法についてまとめましたので、気になる方はこちらから是非チェックしてみてください！
そもそもIGTVってなに？
そもそもIGTVとは、簡単に言うなれば長時間の（最長60分）の動画をフィードやストーリーにも投稿できる機能ですね。
最近では主に、料理動画やメイクに関するハウトゥー（How to）動画が多く、アーティストのミュージックビデオとしても利用され、長尺の内容の動画をYouTubeのような感覚で閲覧・投稿することが出来ます。
言うなれば、IGTVは
Instagram内のYouTube
といった感じでしょうか。
ちなみに、ストーリーでは、投稿されて24時間以内は閲覧履歴（足あと）が残る仕様になっており、投稿したユーザーは「誰がどの投稿を閲覧したか。」を確認することができます。
この点、IGTVには閲覧者リスト機能（足あと機能）がついていないため、誰がIGTV動画を見たかどうかがわからなくなっています。
また、ストーリーやフィード投稿とは異なり、IGTVではInstagramアプリから直接動画を撮影できない仕様になっております。
そのため、端末内に保存されている動画を投稿時にアップロードするという流れになりますが、上の画像のように1分未満の動画は選択できないようになっています。
投稿には専用のアプリがあり、Instagramのアカウントがあればすぐに利用することが出来ます。
そのアプリ内では、IGTV用の投稿が出来るようになります。（InstagramアプリでIGTV用の撮影が出来ないだけで、カメラロールなど選択するのであればIGTVに投稿することは可能です。）
では、IGTVの魅力って何だろう？
IGTVのでは、ストーリーやリールのような短尺な動画を主体とした投稿とは、根本的に投稿スタイルが異なるでしょう。
実際、IGTVを活用するユーザーはInstagram内でも、ストーリーやフィードでの一般投稿に比べ少ないです。
ですが、むしろそこにチャンスがあります。
一般ユーザーの利用はさほど多くないため、先行者利益をとるなら今！
ちなみに活用しているユーザーは、IGTVの強みを理解し、情報発信を効果的に行っているため、そこから多くのファンを獲得しています。
ストーリーは基本的に、リアルタイムの投稿として24時間以内に投稿が消えてしまいますが、IGTVでは投稿が消えることはありません。
IGTVの場合ストーリーへの投稿も、フィード（一般投稿）への投稿も可能となっております。投稿を閲覧を促すために同じ内容のものを2種類ストーリーとフィードに投稿することも可能です。
最もIGTVの最も優れている点として、
キャプション欄にURLを記載することが出来、
そのリンクに飛ぶことが出来ます。
Instagramでは、基本的にフィード・ストーリーの投稿内で各サイトのURLを貼り、そこからリンクに飛ぶことは出来ません。
IGTVではその点をさり気無くカバーし、サービスなどの詳細を時間を気にせず公開することが出来ます。
ハッシュタグ検索から、IGTV投稿をよりユーザーにに見てもらったり、自分のサイトや自身の誘導したいサイトへすぐ飛ばすことが出来るので、かなり効果的な投稿手段と言えるでしょう。
活用するIGTVとInstagramマーケティング
IGTVを積極的に活用し、動画を使ったアプローチをしている企業が増えてきました。ここでは企業のIGTV活用事例を紹介します。
企業の活用事例
クラシル
IGTVの強みは長尺の動画であり、料理やレシピなどを多く配信しているアカウントはファンを獲得しやすいです。
クラシルでは、Instagramのフィード投稿でもレシピ動画を投稿していますが、IGTVもフィード投稿と同じくらい人気があります。
Instagramの動画投稿は、好きなの場面まで時間を進めたり戻したり、一時停止ができません。
IGTVではこの問題を解決できるため、再生中に一時停止したり、前の手順まで戻ったりとユーザーのニーズを満たすことが出来ます。
スターバックスコーヒージャパン
皆様おなじみのスターバックスコーヒーもIGTVは多く活用しています。IGTVでは、フィード投稿と内容を変え、独自のプロモーション紹介や映像作品を公開しています
クリスマスではスターバックスにユーザーも多く来店するため、そのためのプロモーションとして、日にちをカウントダウンしながら投稿内容を変えているみたいですね！
出典：Instagram
各投稿（ストーリー、リール、フィード、IGTV）によって、内容を変えていくことがInstagramマーケティングにおける最適な手段と言えるでしょう。
まとめ
今までIGTVは、ストーリーや最新機能のリールの陰に隠れていました。ですが、IGTVを企業が上手く活用し始め、メジャーな存在となりました。
動画での情報発信のニーズが高まる中で、動画最大手のYouTube、若者を中心に利用されているTikTokに続き、IGTVがどんな立ち位置になるのか、これから注目していきたいところです。
今ならIGTV上の競合はそれほど多くありません。Instagramのアカウントと連携し、IGTVからもInstagramの投稿が見られるという点も魅力的です。